それは楔状(くさびじょう)欠損です!


 上の写真のように歯の根っこに近い部分がくさびの形に減っていることを楔状欠損といいます。これは、一般的に歯磨き粉をつけてゴシゴシ歯を磨くことが原因とされています。また、寝ている間に無意識に行っている歯ぎしりや噛みしめも要因の一つとされています。
 歯の表面はエナメル質という非常に硬いもので覆われていますが、粉歯磨き粉を長年使用すると歯磨き粉に含まれている研磨材によって削られてしまいます。エナメル質が無くなると、その下の象牙質は柔らかいのでよりいっそう歯は削れていきます。このまま歯磨き粉を使い続けると神経まで達して、恐ろしいことになってしまいます。
 歯ぎしりや噛みしめは無意識で行うので、起きている時の何倍もの力が歯にかかってしまい、とても大きなダメージになります。
くさび型に歯が減っている方は、今すぐ歯磨き粉の使用を中止して当医院へご来院下さい!
 歯磨き粉には防腐防カビ剤、人工甘味料、合成界面活性剤(台所洗剤のようなもの)、香料、色素、つやだし剤、保存料など人体に有害な成分が添加されていて、研磨材は歯や歯ぐきを傷つけます。また、人工甘味料や香料の清涼感によってきれいになったと錯覚して、よく磨かなくなってしまいます。
 歯磨き粉は年間650億円、歯ブラシは350億円も売れているのに、虫歯の有病者は20代で99%、30代で98%、40代でも97%と高く、成人の歯周病も80%前後と高いのが現実です。結果として歯磨き粉が予防に貢献していないのではないでしょうか?
 歯みがきは歯垢を取り除き、細菌や糖質との接触を避けることによって虫歯を防ぐことと、歯ぐきをブラッシングすることによって歯周病を防ぐことを目的としています。大事なことは、歯磨き粉に頼らず長い時間かけて丁寧に歯をみがくことです。